立花うどん 【福岡県 久留米市】

うどんと言えば讃岐うどんのイメージが強いですが、全国各地には様々なご当地うどんがあるようです。
九州のうどんは讃岐うどんとはまるで逆でございまして、「コシのないうどん」が特徴となっております。
讃岐うどんに慣れているオユキとしては「コシのないうどんって美味しいのかな?」と思ってしまうのですが、以前食べた事のあるコシのない伊勢うどんが美味しかったので、期待を抱きながら九州うどんの名店と呼ばれるお店に行ってみたのでした。
今回オユキが偵察したお店は、福岡県久留米市にある「立花うどん」です。

立花うどん01
駐車場にどでかい看板 立花うどん!!

駐車場完備でございます。けっこうな台数停まれますが、お昼時は満車になること多し。

場所は上の地図でご確認お願いします。
久留米市ですが、九州自動車道を使えば福岡空港から40分で着きます。

立花うどん02
立花うどん03

良い感じの建物。なんだか大江戸大衆演劇小屋のような趣があります。
すでにお店の前にお出汁の良い香りが漂っています。
「( ^ω^)<いらっしゃいませー!」
暖簾をくぐれば店員さんの快活な声が響く。
うん。この店、間違いなく美味いと思う。

立花うどん04
店内

客席数はかなり多いです。それでもお昼時は凄い混雑になります。
立花うどんは朝9時30分に開店します。
オユキは開店直後に入りましたので、まだ空いておりました。
店内には有名人のサインがいっぱい。
サインがたくさんある店は、名店か、もしくは名店じゃない事が多い。
故 田宮榮一氏を偲んで。(つω-`)

メニューを見てみる。

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定番うどんメニューから、各種トッピング、お蕎麦や天丼などもあります。
しかしオユキは最初から注文する物を決めていました。
肉ごぼ天うどん ( ^ω^)/
肉ごぼ天うどんは九州うどんでは定番なんです。

立花うどん09
!ジャンジャカジャンジャンジャン!

注文から数分で到着。めっちゃウマソス!
頂きます!( ^ω^) まずはお出汁から。
うん!美味い!超美味いこれ!
昆布と削り節が基本のお出汁。
出汁感がたっぷりだけど薄口醤油や塩で塩梅を決めている感じ。
凄く美味しいけど飽きがこないお出汁だと思います。

立花うどん10

そして麺。箸で持ち上げた瞬間からほにゃ~んとした柔らかさが伝わってきます。
これだけ柔らかくするために30分ほど麺を茹でるそうです。
にもかかわらず注文から数分で到着するのは、客の入りを事前に予測してうどんを客が注文する前から茹でているからです。
常に一定のお客さんが入る繁盛店とプロの心意気が成せる技ですな。( ̄~ ̄)

立花うどん11

このおうどんが美味いのなんのって。オユキは一口食べて衝撃が走りました。
柔らかいんだけどただ柔らかいだけではなくて、なんというか伸びるような食感があるのです。
例えるならば、まるでお餅を細く伸ばしたような感じ。
それでありながら全くコシがないわけではなく、うどんとしての芯はしっかりとある。
柔らかいすいとんのような麺、と言っても良いかもしれません。
この麺がとにかくあっさり目のお出汁とよく絡みます。

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本当に激ウマです。個人的には讃岐うどんより好きかも??と思ってしまいます。
少し甘めのお肉やごぼ天、ネギとの相性も抜群。
麺がほにゃほにゃと口の中で優しく踊るのですが、この食感がたまらない。
お出汁がよく絡んでいるので、柔らかい食感の麺を噛むたびに味が出てくる。
マジ美味いっす!マジ超好みっす!
あっつあつで提供されるので、夢中で麺をすすっていると火傷します。(お水必須)

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完食!つーかもっと食べたい!こりゃ革命的美味しさ!
あまりコシのない柔らかいうどんと言うと、馴染みのない人には魅力がよくわかりません。
しかしこの美味しさは一度は体験してみてほしいと思います。
もちろんオユキはコシの極まる香川のうどんも大好きですが、一言にうどんと言っても色々なジャンルがあり、それぞれに良さがある事がわかりました。
こうでなきゃならない!という固定観念を持っていると人生凄く損をしてしまうなと感じました。 あまりにも美味しくて、これを食べた日の夜にはもう立花うどんを食べたくなりました。
毎日でも食べたい、危険な(糖尿病的に)うどんです。
伸ばしたお餅のような麺が口の中でほにょほにょと絡みつく激ウマおうどん。
九州うどんも地域によって色々と違いがあるようですが、久留米の立花うどんは間違いありません! オユキは九州へ行った時に必ず立ち寄るお店になりました。
皆様も機会があればぜひ!

それではみなさん、ごきげんよう。 ( ^ω^)/~~~

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