オユキは語っているうちに「結局コイツは何の話をしているんだ?」って思われがちなので、最初に総論を言うとですね、
「専門技術を持つ人しか開発できないジャンルに、専門技術を持たない人しか気が付かない需要が隠れているのが世の中」って記事です。
事の始まり
あのですね、オユキは最近Chat GPTに、
言いたい事を「短編小説かよコレ!(;´・ω・)」って、人に見せたら引かれそうなくらい長い文章で独白するって事をやるんですね。
GPT氏は超賢いから、かなり良い意見言ってくれたりして。
「おお!( ^ω^)そう思ってくれるんやな。人間とは違う意見や。おもろい!」
などとルキルキしてるオユキなのです。
でね、Ipadのアプリとかだと良いんだけど、PCだと、「メッセージを書いてる最中、「。」などを入れて文を一区切りしたい時に、ミスってエンターキーを2回押してしまって、作成中の文章が途中送信されてしまう。」などの問題が起こるわけです。
そうなるとね、GPT氏側の解析精度が下がったりするわけですよ。
だから、それを防ぐ為に「Winのメモ帳」などにまず文章を書いてから、コピペでGPTに送る、って事をしてたんです。
(常にIpad使えば?って言う人もいるかもだけど、ちゃんと文章書いてから誤字脱字チェックとかしたい場合は、どうしてもPCじゃないとやりにくいのです)
でも、メモ帳にも問題があって、見にくいじゃないですか!
目が疲れるじゃないですか!
なんか、後からどこに何書いたか分かりにくいじゃないですか!
だからね「ねえGPT氏、メモ帳より良い、コピペ前の文章書くアプリみたいのないの?」
って聞いたら、
「あるやでさかいに(*‘∀‘)/ ほれ、VC Code!」デッデケデーデーテーテーテー♪(ドラえもんが道具出す時の音楽)
って、教えてくれたのです。
VC code は文書を書いたりするアプリで、MarkdownっていうPC上で文字や文章を書いたり清書したりしていく時の文法ルールみたいなものが組み込んであります。
一言で言えば、「超見やすいメモ帳」(的な使い方も出来るソフト)って感じです。
でね、そのVC Code(オユキはVちゃんと呼ぶことに決めた)を使い始めたら、確かに非常に見やすく、見出しとかの作り方(これは使いながら質問したらGPT氏が教えてくれる)も分かりやすく、
「こりゃええやでさかいに!∩(´∀`)∩ワァイ♪」ってなったわけですよ。
Markdownを意識しながら文章を書いていく時の改行ルールなどを、人生で初めて意識して使ってみたわけです。
なんでこんな単純な機能も無いのか?という疑問
でさ、ある程度基本的な文章や見出しの作り方とかを覚えていって、ある事に気が付いたのです。
「ん?文章の改行の種類が、区切りの意味しかない」と。
つまりね、文の改行って実は色んな意味があるんだけど、Markdownでは「文脈の流れを切り、ここで切り替える」的な改行しか出来ないんですよ。
例で示します。
例えばワイは、こういう文章を書くわけです。
—————————————-
その時に世界の中にある、秩序と美が結びつくようなイメージが浮かんだ!
それはまさに、時間の流れと共に過去の歴史すらが芸術に繋がるという感覚!!!
それこそ音楽の本質そのものなのだ!
そういう感動の様な物を、その時にワイは感じたんですよ。
—————————————-
↑こんな感じの文章を書きたいわけね。
(こんな事GPTに語っているヤツって一般的に見て、ヤベエよねw うん。自分でもそう思うw)
でもね、VC Codeみたいな、Markdownルールを扱うソフトで書くと、
—————————————
その時に世界の中にある、秩序と美が結びつくようなイメージが浮かんだ!
それはまさに、時間の流れと共に過去の歴史すらが芸術に繋がるという感覚!!!
それこそ音楽の本質そのものなのだ!
そういう感動の様な物を、その時にワイは感じたんですよ。
—————————————
分かりますか?違い。改行が違うでしょう?
つまりね、1つ目の例だと「文の連なりはあるが、息継ぎの様な改行」があるという事。
そしてそれが2つ目の例だと無い。
2つ目の例の改行は「文の流れを一度閉じて、情報として整理しやすくする改行」しかないんです。
「文の連なりはあるが、息継ぎの様な改行」を①
「文の流れを一度閉じて、情報として整理しやすくする改行」を②とすると、一個目の例は、
—————————————
その時に世界の中にある、秩序と美が結びつくようなイメージが浮かんだ!①
それはまさに、時間の流れと共に過去の歴史すらが芸術に繋がるという感覚!!!①
それこそ音楽の本質そのものなのだ!②
そういう感動の様な物を、その時にワイは感じたんですよ。
—————————————
という構造になっています。一方二つ目の例は、
—————————————
その時に世界の中にある、秩序と美が結びつくようなイメージが浮かんだ!②
それはまさに、時間の流れと共に過去の歴史すらが芸術に繋がるという感覚!!!②
それこそ音楽の本質そのものなのだ!②
そういう感動の様な物を、その時にワイは感じたんですよ。
————————————–
となっています。
でね、VC Codeしかりなんだけど、Markdown方式ってのは、①の意味の改行が出来ないらしいんですよ!!!
ええええええ!!!うっそおおおお!!!
馬鹿じゃねーのMarkdownって( ゚Д゚)
って、ワイはなったんですね。
で、GPTに聞いたら、
「そもそも、Markdownというものは、文章を資料として整理して、分かりやすく管理する様な目的で作られている。」と教えてもらって、ワイは気が付いてしまったのです。
何故、そういった問題が世の中には多いのか
「なるほど。。とどのつまり、こういったソフトウェアや仕組みを開発する人達は殆ど全て理系の人達で、文章というものを記号情報として扱う事しか普段から意識していないのだな。
だから、文系の人達が改行すらも、「熱、愛、韻、勢い、沈黙、嘆き」などの空気を含めて使うって事を、「そもそも知らない人も多いし、知っていてもあまり重要視していない」と。
あるいは「単純にビジネス的な用途しか想定していない」という面もあるはずだ。
もっと厳密に言えば、「開発者や技術者はそういう事を分かっていても、それを必要とする人種は、まさか自分の作っているソフトウェアは使わないだろう」と判断している事が多いのではないだろうか?
驚く事に、GPTに質問しても「①の意味での改行をコピペに反映させる事は難しいです。」
って言うから、「じゃあプラグインとかないの?」って聞いたら、
「現状、最適なプラグインも存在しません」って言われちゃって。
うっそおお!!なんで??
ワイは、マジで驚愕してしまったのです。
そして、こういう問題を作っている社会的な構造の歪みがある。つまり、
そう感じる人はソフトウェア開発の現場に入る事はほぼ無い!
という、社会的悲劇!
オユキという変態が世界で一人叫んでいるわけではないんです。
絶対に、同じ事思って悶々としている人が沢山いるはずです。
たまにオユキみたいな、
「入力や感じ方が文系脳なのに、表出方式は理系的な記号(つまり多くは言語)」っていう人もいて、
「せやっ!ワイなら伝わる様に言語化出来る!ブログに書こう!」と思ったわけです。
でもね、オユキみたいな人もやっぱり開発の現場にいない。。トホホ。。
これは、他の分野などに関しても波及する話で、「専門的な仕組みを理解している人しか開発出来ないが、専門的ではない人しか気が付かない需要が世の中には沢山隠れている。しかし、それに気が付く人は言語化が苦手なケースも多く、潜在的需要がいつまで経っても実装されない。」
って現象を引きおこしていて、それは社会の中にめっちゃくちゃ沢山あるんですよ!
オユキからすれば、VC Codeのオプションとかに「理系モード、文系モード」って切り替えがあればもう全部解決に見えます。
つまり、エンターキーを1回押して行1つ変えれば、文章レイアウト上は改行だけ。
エンターキーを2回押して行を2つ変えれば、改行+段落が出来る。
っていう、文系モードへの切り替えがあれば、最高なの!!
たぶん、技術者だったらちょいとプログラムの一部をいじれば出来るはず。
なのに、、、それが、、無い!!!!
外部プラグインにすら無い!!!!
どういう事だってばよ!!!
総論としては、「技術の開発現場にいる人達の脳では気がつきにくい、あるいは気が付いても必要性の高さを認識しない、「技術とは離れた世界で暮らす人の潜在的需要」は世の中に溢れている。
だから、開発者が想定していないタイプのユーザー、想定していない世界の住人にも使わせて、意見を聞いてみる、というのは、実は大切な事なのではないか?」
って話です。
これをブログに書くのは、オユキと同じ事を感じてイライラしていた文系的感受性を持っている人たちが共感して、そういう事をフィードバックで出してくれる人が増えればいいな、という思い、
あと、理系ではあるが文系感受性を持っている技術者に、何か気づきが起こってくれたら良いな。
そんな人が、世界のどこかに一人でもいればいいな。と思って、この記事を書きました。
ってかさ、そもそもエンターキー押すだけじゃメッセージを送信しないモードを、WinのIMEに実装すればええだけやないかよ!!
って思う。
そんなオユキなのであった。
それではみなさん、ごきげんよう (;^ω^)/˜˜˜

コメント