リモコンを自分で修理した

パナソニック製のDVDレコーダーを使っているのですが、かれこれ5年程度使っていても故障や不具合もなく満足しています。
しかし逆に、リモコンは3年目くらいから利きが悪くなってしまいました。
ボタンをかなり強く押さないと反応しなくなり、最近ではどんなに強く押しても反応しないボタンも出てきました。
特に頻繁に押すボタンほど調子が悪くなります。
30秒送りや10秒戻しなどはもういくら強く押しても反応しません。

こいつがそのリモコンだ。安心したまえ。こいつは初めから死んでいる。

Panaのレコーダーで広く使われているこのリモコン。
2000~3000円程度で購入できるのですが、修理も簡単そうなのでやってみる事に。
写真を見れば分かりますが、けっこう汚れています。
掃除をするだけでも回復する事があるのでまずは掃除から。

作業の前に電池を抜いておく

除菌用アルコールを染み込ませた布などで操作部を拭いていく。
乾拭きや水拭きよりも油脂や汚れなどを落としやすいです。
軽症の場合はこれだけでも回復する事もありますが、ユキネコリモコンは重症だったのでここからさらに分解。

リモコンの分解は極めて簡単です。
メーカーによって多少の違いはあるものの、基本的には裏面のネジを外すだけです。

パカッと開きます

ネジを外したら本体側面の隙間にマイナスドライバーなどを入れて本体を真っ二つに開く。
基盤とボタン操作部が分かれて写真のような状態に。
ボタン操作部裏面なども油脂などでけっこう汚れているのがわかります。

油脂がこんなところまで!ひと段落したら、全て焼き払ってやる!

基盤とボタン裏面もアルコールを含ませた布で拭いていきます。
重傷でない場合はこの内部清掃までで直る事も多いようです。
基盤部は掃除した後、しっかりと乾燥させてから通電する事を忘れずに。
しかしユキリモコンは重症でここまでやっても直らず。更に次のステップへ。
リモコンの仕組みは単純なもので、ボタンを押した部分の基盤が通電すれば良いのです。
汚れなどでボタン裏面の電導性が悪くなっている事が不具合の原因である事が多いので、電導性を回復させてあげれば良い。
そこで家にある最適で安い材料がアルミホイルです。
アルミホイルをボタン裏面に貼り付ければ良いのです。

ジャカジャン!

アルミホイルを用意して、裏面に両面テープを貼ります。
後はボタンの形に切っていってアルミホイルを貼り付けていくだけです。
アルミホイルはボタンの面積分あればOK。
写真くらいの量があれば失敗をしても十分余ります。
両面テープを貼った部分を、ボタンのサイズに合わせてハサミなどでカットしていきます。
切った後にいちいちテープを剥がすのは面倒な為、最初にテープを一気に剥がしておく事をおすすめします。

手前の両面テープを全部剥がしてあります
ハサミなどでボタンの形にカット
ボタン裏面に置く

カットするサイズは大まかで良いと思います。
わざわざ寸法を取ったりする必要はありません。だいたいでOK。
ただし、めんどくさいからと言ってリモコン全体にアルミ箔を一枚岩の様に貼ってはいけませんよ!
押したボタン以外の場所も通電してしまって正常に動作しなくなります。(´Д`;)

ピンセットがあると作業が非常に楽になります。
というか必須だと思うので、100円ショップのもので良いのでぜひとも用意しましょう。

アルミ箔をただ上に乗せただけでは張り付いていません。
優しく乗せた後に、写真のようにピンセットで線を描くように固着させてあげます。
油脂などが残っていると張り付きにくいので、そういう時はボタン個別に油脂を取り除きます。

こんな感じで細かい場所の油脂を拭き取る。この時もピンセットがあると楽。
ピンセットが2つあると更に楽
こんな感じでボタンの形に合わせてアルミ箔を切っておくと作業効率が上がります

ボタンの形や大きさが全て同じではないので、ある程度サイズを合わせて切っていきます。
ただし、小さすぎた場合に2つ合わせて張ったりしても何の問題もありません。
要はボタン裏が通電すればそれで良い。
アルミ箔が最も安く修理できますが、小林製薬デンキナガレール的な接点復活剤的なものをボタン裏に塗っても直ると思います。
アルミ箔を四角くカットするのが楽なので、とりあえず四角いボタンに貼っていきます。

四角いボタンは全て貼り付け完了

そして残っているのは、丸型や曲線型のボタン。
基盤側を見ればわかりますが、丸型ボタンの部分も通電部分は四角型だったりします。
アルミ箔を綺麗に円形にカットする必要はないでしょう。
通電さえすりゃいいんです。おおまかで大丈夫。

完成!

ついに完成。ここまで1時間20分ほどかかりました。
ユキネコはけっこう丁寧に貼ったので時間がかかってしまいましたが、もっとラフな感じでも十分だと思います。
フタを戻してすぐに試してみたいところですが、ついでにケース縁の部分も掃除しときます。

滅多に開かないので縁部分の汚れも掃除しておく
けっこう汚れているものです

さーてさて、いよいよついにリモコンを元の状態に戻してボタンを押してみる。
ドキドキ (´Д`;) これで直ってなかったら泣く。

完璧に直っておりました!
ボタンを軽くタッチするだけですぐにレコーダーが反応してくれます。
どのボタンも反応良好!まるで新品のよう。 ( ^ω^)/
アルミ箔を使ったリモコン修理は難易度は極めて低く、誰にでも出来るものだと思います。
ただ、細かい作業を続ける根気だけが必要です
しかし単純にリモコンを買い替えるよりも節約になるという以上に、何かを修理するというのはプライスレスだなと感じました。
物を自分で修理するって、凄く楽しい事なのです。
クリエイティブな要素もあり、また構造を知る楽しみも味わえる。
リモコンは特に修理が簡単な部類ですので、みなさんも調子の悪いリモコンがあったら試してみてはいかがでしょうか?

それではみなさん、ごきげんよう ( ^ω^)/~~~


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